Ranabaseにおける業務フロー作成の進め方を解説します。
Ranabaseで描く業務フロー/フローチャートには、EPC (Event driven process chain) という表記規則を採用しています。世間には他にも様々なフローチャートの表記法がありますが、その中でEPCをご推奨する理由については、こちらのページでご紹介していますのでご参照ください。
EPCにもレーンがあるもの/ないもの、縦書き/横書きなど、いくつかのバリエーションがありますが、Ranabaseでは、役割別のレーンを設けた縦書き (時間軸は上から下へ進む) の表記法を使います。
レーンは役割を表します。緑色の四角が業務ステップです。六角形のクリップは「イベント」と言い、業務ステップの開始条件や、フローの分岐/合流条件を表します。業務ステップの左にあるのがインプット、右にあるのがアウトプットです。
まずは業務フローの骨格となる業務ステップと、その開始条件となるイベントを並べ、線で繋いでゆきます。途中で分岐や合流があることに気づいた場合は、分岐/合流を書き加え、最後に各業務ステップに対してインプット、アウトプット、利用システムを追記するという流れです。
始めから完璧な業務フローを描こうとする必要はありません。ラフに描き何度も書き直すつもりで進めましょう。
以下の動画に各ステップ毎の進め方やポイントを解説していますのでご覧ください。
業務ステップの粒度は”ハンドオフ”の単位で
命名規則を揃える
イベントは業務ステップの真上に配置する
業務フローの時間軸は上から下へ
分岐/合流条件のクリップ: XOR条件、AND条件、OR条件の使い分け方
業務の受け渡し方:プル型、プッシュ型、バッチ型
業務フロー内にロジックツリーを描かない
直列か並列かを判断
業務ステップには必ずインプット、アウトプットがある
インプット/アウトプットを表すクリップ:情報、帳票、ルール、モノの使い分け方
インプット/アウトプット/利用システムの配置規則
アウトプットがそれ以降の業務のインプットになるという繋がりを確認する
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